映画やドラマ、小説やマンガなどの様々な作品に登場する
魅力的な、”彼女”を毎回ご紹介するこのコーナー。
男性と違ってロールモデルが少ない女性。
それならば、物語の中からロールモデルを探しちゃいましょう! 憧れのロールモデルや、「この女性のココは見習いたい」ロール”パーツ”モデルが、きっと見つかるはずです。
スザンヌ2012年2月2日 掲載
冒頭シーンに真っ赤なジャージに頭にカールをまいた姿で登場するのは、フランス映画界のミューズ、カトリーヌ・ドヌーヴ。68歳になっても茶目っ気のある美しさを失わない彼女が本作で演じるのは、悠々自適な生活を送る専業主婦、スザンヌです。
夫のロベールは雨傘工場の経営者で、典型的な亭主関白思想の持ち主。スザンヌのことを“お飾りの妻”と呼び、美しくて従順な女性であることを望みます。「お母さんのようにはなりたくない」と娘に言われ複雑な思いにかられつつも裕福で優雅な毎日を送るスザンヌが、夫が巻き込まれた事件をきっかけに工場の経営者として活動を始めるところから、ストーリーは思わぬ方向へと動き始めます。誰もが予想していなかった経営手腕を発揮するスザンヌは最後には思いもよらぬ転身を遂げますが、どんな転身を遂げるかは映画を観てのお楽しみ。誰かに従うことが仕事だった一人の女性が、多くの人を巻き込み、その先頭を歩いていく存在へと変わっていく様子は「妻」や「母」の役割に縛られすぎて動けない人生に“NO!”を突きつけているようですが、それでも映画自体が重くならないのはフランス映画流ユーモアのなせる技です。
フランス映画界の巨匠・フランソワ・オゾンが監督、脚本、脚色を務めた本作には、出演者たちのファッションやインテリア、そしてもちろんフランスならではの恋物語と注目ポイントが盛りだくさん。本作はカトリーヌ・ドヌーヴを一躍有名にした1964年の名作『シュルブールの雨傘』とのつながりも感じさせる構成になっているので、『しあわせの雨傘』と『シュルブールの雨傘』の二本立てで鑑賞する…なんて楽しみ方もオススメです。
仕事のやる気が出る ★★★
恋をしたくなる ★★
笑いのツボがある ★★★
たっぷり泣ける ★
A.Tさん/(30代・人事(教育企画))
スザンヌ/しあわせの雨傘
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《ごほうびらぼ》プロデューサー山藤がつづる、夢をかなえるためのエッセンス・ブログ







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